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空き家売却のタイミングは?相場と築年数と住宅ローン金利別に解説

空き家売却のタイミングは?相場と築年数と住宅ローン金利別に解説

「誰も使っていない家はいつ売り払うのが良いの?」と疑問を持つ方は多いでしょう。
空き家を放置していると固定資産税が発生したり近隣トラブルになったりする可能性があるため、早めに手放す準備を進めるのが賢明です。
本記事では空き家売却のタイミングを相場・築年数・住宅ローン金利別に分けて解説します。

相場からみるおすすめの空き家売却のタイミング

相場の流れを見て空き家を売却するか検討するのであれば、「不動産価格指数」を参考にしましょう。
「不動産価格指数とは、国土交通省が不動産価格の動向を数値化した統計データで、年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに、全国・ブロック別・都市圏別等に不動産価格の動向を指数化しています。
この指数は2012年8月から試験運用を開始し、その後本格運用に移行したため、信頼性が高いとされています。
調べ方はシンプルで国土交通省のホームページから「建設産業・不動産業:不動産価格指数」のページにアクセスすれば毎月の不動産価格の動向が確認できます。
指数が右肩上がりの状態であれば様子を見ても良いですが、右肩下がりの状態であれば、取引価格が下がるリスクがあるため早めの売却を検討しましょう。

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築年数からみるおすすめの空き家売却のタイミング

住宅を購入したときの資産価値が100%とした場合、築年数が経過するごとに建物自体の資産価値は下落していく点を理解しておきましょう。
築15年までの平均売却価格は急激に下がっていき、その後は緩やかに下がっていき、最終的に築20年を超えると資産価値はゼロと見なされるのが一般的です。
そのため、築15年の境目の重要性が大きく、築15年経っていない空き家を保有しているのであればできるだけ早急に売却手続きに進むのがおすすめです。
一方で15年を過ぎている物件に関しては、急激に資産価値が下落する心配はないため、他の要素を加味しながら最適なタイミングを見計らいましょう。

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住宅ローン金利からみるおすすめの空き家売却のタイミング

売り手が見つかりやすいタイミングを重視するのであれば、住宅ローンが低金利であるほど売り時です。
買い手の立場になったとき、金利が低いほど利息額が少なくなるため、結果的には総支払額を安く抑えられるので負担が少なくなります。
金利が大幅に高い時期に契約すると将来的な負担が大きくなるため、ローンが組みやすい低金利の時期に売り出しておくと買い手を見つけやすいです。
最近ではフラット35と呼ばれる固定金利住宅ローンを利用する方も増えているので、金利が下がっている時期を見計らって市場に出すようにしましょう。

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まとめ

空き家の売却は、不動産価格指数や築年数、住宅ローン金利を考慮することで最適なタイミングを見つけることが可能です。
不動産価格指数が下降傾向であれば早めの売却、築15年未満の物件は早急に売却を検討し、住宅ローンが低金利の時期に売り出すと買い手を見つけやすくなります。
これらの要素を踏まえ、適切なタイミングで売却を進めることで、売手が得する取引が期待できます。
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